時間は「過ごす」より「楽しむ」のほうが無駄にならない

時間は「過ごす」より「楽しむ」のほうが無駄にならない

「昨日は家族と楽しい時間を過ごしました」

「どうぞ楽しいひとときをお過ごしください」」

この“過ごす“という言い回し、個人的にどうしても違和感を感じる。

辞書を引くと「時間を費やす」や「月日を送る」、英語にすると”spend”で、やはり”費やす”という意味になる。
家族や子どもとの時間は今しかない貴重な時間のはず。しかしこれでは楽しい時間というよりは無駄な時間、やりたくない事を”やり過ごす”時間といったように、ネガティブなイメージを持ってしまうのではないだろうか。

それでも「過ごす」と言ってしまうのは、そもそも時間の捉え方や使い方に原因があるのではと思っている。

『象の背中』という動画がある。
ある日突然象の父親が他界してしまい、残された家族が悲しみにくれるといったストーリー。いわゆる”泣きムービー”として有名な動画で、ぼくも子どもが生まれるころ毎日観ては泣いていた。

 

大切な人が突然亡くなってしまうことほど悲しいことはない。
でもそれは現実に誰にでも起こりうる可能性があること。

 

もし大切な人が余命1ヶ月と言われたら、残りの時間どんな関わり方をしますか?

 

残り1週間だったら?

 

残り1日だったら?

 

相手を責めたり批判したり、人の悪口や愚痴を言いますか?

くだらないことで怒ったりイライラしますか?

 

きっと優しくそばに寄り添って、その人がして欲しいことや楽しいこと、たくさんの感謝の言葉をかけてあげるはずです。

 

大切な人を大切にしよう。

 

後悔しない生き方をしよう。

 

家族との時間は無駄に過ごすのではなく、明日死んでもいいように思いっきり楽しもう。

 

そう、時間は命と同じなのだから。

自分にとっても相手にとっても。

 

この『時間=命』という捉え方を学んだのはもう5年ほど前になるが、とかく家族との時間はいつも念頭に置いている。

 

「昨日は家族との時間を楽しみました」

「どうぞ素敵な時間をお楽しみください」

 

これだけで全然違った印象になりますね。

 

ちょっとした言葉の使い方次第で行動も変わるので、子育てを楽しむコツとして意識してみてください。

人生は過ぎ去るものじゃない。みんな今を生きてるのに

ジョン・レノン